品質と安全への取り組み

目の健康Q&A

目に異常を感じていなくても、眼科医の定期検査を受けなければなりませんか?

コンタクトレンズは、直接、目の上にのせて使用するもので、どのように優れた素材から作られたコンタクトレンズであっても目にとっては異物です。異常を感じなくても、肉眼では判らないキズや汚れがレンズに付着しているかもしれません。視力・角膜・レンズの汚れ状態のチェックを定期的に受ける必要があります。眼科医の指示に従い定期的な検査を受けることにより、眼障害やトラブルを未然に防止しましょう。

コンタクトレンズを装着したときに、しみるような痛みを感じます。

しみる原因の多くは、レンズケアに使用した消毒剤のすすぎが不十分である場合に起こります。よくすすいではめなおしてください。それでもなおらない場合は、他の原因が考えられますので、眼科医にご相談ください。

コンタクトレンズを使用するとかゆみを感じます。

コンタクトレンズを始めて使用した方のなかには、レンズに目が慣れていないため、はずした後にかゆみを感じる場合があります。しかし、慣れるにつれてかゆみはなくなっていきます。
使用中にかゆみを感じる場合は、アレルギー性の結膜炎などの原因が考えられますので、眼科医にご相談ください。

コンタクトレンズを使用しているとくもる(かすむ)ようになった。

くもる(かすむ)原因としては、レンズの乾燥、長時間の使用、レンズ汚れなどがあります。
湿度が低い部屋や風の強い日にレンズの表面が乾燥し、かすんで見えにくくなることがあります。このような場合にはコンタクトレンズを装用したままで使用できる人工涙液を点眼します。
また、徹夜などで長時間使用し続けると角膜の酸素不足で見えにくくなることもあります。このような場合にはレンズをはずし、目を休ませてください。
さらに、コンタクトレンズに汚れが蓄積して見えにくくなることもあります。このような場合にはレンズの洗浄、消毒をしてください。レンズをよく洗浄しても改善しないときは、眼科医の検査をお受けください。

ソフトコンタクトレンズを使用していますが、目が乾いた感じになるのは何故ですか?

空調完備したオフィスや航空機内は湿度が低い場合が多く、レンズの表面が乾きやすくなります。また、高含水のレンズは、低含水のレンズに比べ水分が蒸発しやすく、このような場所に長くいると乾燥を感じやすくなります。
乾燥を感じた時には、瞬きを強く何回もして涙の分泌を促すか、コンタクトレンズを装用したままで使用できる人工涙液を点眼します。また、低含水のレンズを試してみるのも一法です。

目の健康のためには、含水率の高いレンズを選らんだ方が良いのでしょうか?

ソフトコンタクトレンズは、水分を含んで柔らかくなる素材でできています。この素材が水分を含む割合を含水率といい、含水率の高い素材ほど酸素の透過性は良くなります。しかし、これはレンズ素材の性能を比較した場合であって、製品としてのソフトコンタクトレンズの酸素透過性は、含水率の他にもレンズの厚さが大きく関係します。同じ素材でも厚さが2倍になれば、酸素透過性は半分になります。
また、含水率の高い素材は強度が弱く、含水率の低いレンズと同じ強度とするためにはレンズを厚くしなければなりません。このため、含水率の高いレンズの方が目に良いとは一概には言えません。

寝る前にコンタクトレンズをはずすのは何故ですか?

目の角膜も新陳代謝のために酸素が必要です。白目の部分は血管を通じて酸素が供給されますが、黒目部分の角膜には血管がないため涙の中の酸素により新陳代謝を行っています。最近のコンタクトレンズは酸素を通す素材を用いていますが、コンタクトレンズは目をレンズでおおうため裸眼に比べると酸素不足になりがちです。就寝時にはレンズをはずして酸素を補給してください。長時間装用している時の目の充血も酸素不足が原因です。

だ液でなめてコンタクトレンズを装着してもかまいませんか?

レンズをなめて装着することは絶対にやめてください。だ液には、食べかすや雑菌が含まれています。「目にごみが入った」、「レンズがはずれた」などレンズを再び装着するときは、ソフトコンタクトレンズ用のケア用品で洗浄してから装着してください。

ベースカーブや度数が同じでも、メーカーや製品によって使用感や見え方が違うのは何故ですか?

コンタクトレンズは、メーカーにより、また、同じメーカーでも製品により、材質、製法、レンズデザイン(厚み、エッジの形状など)が少しずつ異なっています。このため、同じ数値でも、使用感や見え方に違いが出てきます。

コンタクトレンズの左右が分からなくなってしまいました。

レンズを装用して見え方を比べて左右を確かめてください。それでもわからなければ、購入先に相談してください。

コンタクトレンズが白目にズレてなおらなくなってしまいました。

眼の構造は、まぶたの奧でまぶたと白目がつながり、袋状になっているため、奧へズレた場合でもとれなくなることはありません。しかし、レンズが吸着している場合は、無理になおそうとすると目にキズがつく可能性がありますので、そのままで 眼科医にご相談ください。

お化粧をした後にコンタクトレンズを装着してもよいですか?

コンタクトレンズを装着してからお化粧をするようにしてください。お化粧をした後、レンズを装着すると、化粧品のさまざまな成分がレンズに付着しやすくなり、眼障害につながる可能性もあります。

ソフトコンタクトレンズの洗浄や保存に水道水を使ってもかまいませんか?

水道水は絶対に使用しないでください。
水道水とコンタクトレンズ保存液とは浸透圧が異なるためレンズが変形することがあります。
また、水道水中の無機質、塩素などの成分がレンズに付着することもあります。
さらに水道水中にアカントアメーバがまれに存在していることがあり、アカントアメーバ角膜炎を引き起こす危険性もあります。

2週間使い捨てレンズは、使用しない日があれば2週間以上使ってもかまいませんか?

使わない日があっても2週間で交換してください。2週間使い捨てレンズの交換の期限は、使用の有無に関係なく、ブリスターパックを開封してから2週間です。

ブリスターパックを開封したらソフトコンタクトレンズが二つ折れになっていた。

ソフトコンタクトレンズは、薄く柔らかい素材を用いているため、時として輸送中の振動などによりレンズの両端がくっつき丸まっていることがあります。このような場合は、手のひらにブリスターパックの液をためて、レンズを指のはらでそっと押しすべらす動作を何回か繰り返してください。
どうしてもはがれない場合は、販売店または当社お客様相談室にご連絡ください。

お客様相談室 フリーダイアル0120-354-078

「2ウィークキャンビュー」は指に吸い付いて装着しづらいのですが、なぜでしょう?

「2ウィークキャンビュー」はレンズ全体を薄く(中心厚0.06㎜ -3.00Dの場合)することによって装用感の向上を追及した製品です。「薄型レンズ」の特徴として装用感が良い反面、「指に吸い付く」「表裏が反転しやすい」等の現象が起こりやすくなっております。
装着時に指先の水分をよく拭き取ってからご使用いただくと取扱い易くなります。初めてご使用になられる方や、厚めのレンズをご使用されていた方などには取扱いに関しまして多少の慣れが必要になると思われます。

「2ウィークキャンビュー」を指でこすり洗いしている時に破けました。なぜでしょう?

「2ウィークキャンビュー」はレンズ全体を薄く(中心厚0.06㎜ -3.00Dの場合)することによって装用感の向上を追及した製品です。「薄型レンズ」は、どうしても厚いレンズに比べ、強度は弱くなります。円を描くようなこすり洗いをするとレンズにいろいろな方向から力が加わり破損する可能性があります。こすり洗いをする際は指のはらを前後、又は左右同じ方向に往復させるようにしてください。その時爪先がレンズに触れるとキズつき、破損の原因にもなりますのでご注意ください。

ブリスターケースが切り離しにくいのですが、どうしたら簡単に切り離せるでしょうか?

当社ワンデータイプのブリスターケースは、下の写真のようにミシン目を山折りに折り曲げて「パチッ」と音がするまで折り曲げてください。もし切り離しづらい場合は、一度、谷折りにして折り目をつけますと切り離し易くなります。
ねじる様に切り離しますとラベルが一緒に剥がれて、保存液が漏れてしまう可能性がございます。

アカントアメーバ角膜炎とはどのような症状ですか?

アカントアメーバは土壌、淡水、海水など自然界に広く生息する原生生物であり、室内の埃、公園の砂場、地下水、洗面周りにも存在しています。コンタクトレンズの洗浄や保存に汚染された水を使用すると感染することがあります。感染力は弱いのが特徴ですが、角膜にキズがある場合には、そのキズから進入し、感染しやすくなります。特効薬がないため、一度感染すると治りにくく、目の痛みと充血が非常に強くなり、涙が多く出ます。視力は徐々に低下し、最悪の場合失明することもあります。

アカントアメーバの感染を防ぐにはどうしたらよいですか?

感染の多くはこのアカントアメーバで汚染されたコンタクトレンズを装用することで起きます。アカントアメーバの感染を防止するためには、①レンズの着脱前に、石鹸で手指をしっかり洗浄してください。②レンズのこすり洗いを指で片面20~30回ずつ、しっかりと行ってください。③レンズケースは清潔に保つ必要があります。レンズケースは毎日洗浄して十分に乾燥してください。また、新しいレンズケースに定期的に交換してください。④レンズの洗浄や保存時には、必ず新しい液を使用し、水道水や井戸水は使用しないでください。また、洗面所などの水周りにいることもあるのでレンズケースは洗面所に放置せず、乾燥した場所に保管してください。