正しい使い方

コンタクトレンズを使用するときに守っていただきたいこと

コンタクトレンズの使用に際し、守っていただきたいポイントがいくつかあります。これらのポイントを守り、快適なコンタクトライフにお役立てください。

1. 定期的なレンズ交換

コンタクトレンズの種類ごとに決まったレンズの交換時期があります。使用する種類に応じて定期的なレンズ交換を行ってください。

1日使い捨てタイプ
  • 毎日新しいレンズと交換。
  • 一度はずしたレンズは再装用しないでください。
2週間交換型タイプ
  • 最長14日間使用で新しいレンズと交換。
    (実際に使用した日数ではなく、ブリスターパックから開封した日から14日目まで。)
  • レンズをはずしたときは、レンズケア(洗浄、消毒)を行ってください。
従来型タイプ
  • 最長約1年~1年半ほど使用して新しいレンズと交換。
    (実際の交換時期はレンズの劣化状況、汚れ具合などで変わりますので、眼科医の指示に従ってください。)
  • レンズをはずしたときは、レンズケア(洗浄、消毒、必要に応じてタンパク除去)を行いながら使用します。

2. 使用時間の厳守

1日の使用時間は、コンタクトレンズの種類や装用する人の目の状態によっても変わりますので、眼科医の指示に従って使用するようにしてください。また、「装用スケジュール」を参考にしてください。

コンタクトレンズを装着したままで就寝しないでください。

3. 正しい取り扱い

添付文書をよく読み、コンタクトレンズを正しく取り扱ってください。

「2週間交換型タイプ」「従来型タイプ」のコンタクトレンズは、レンズケア(洗浄、消毒など)を行ってください。

添付文書の内容でわからないところがあれば眼科医または当社お客様相談室にご相談ください。

(株)シンシアお客様相談室
フリーダイヤル 0120-354-078 受付時間/10:00~18:00(土・日曜、祝日を除く)

4. 眼科医の定期検査

定期検査は、快適な視力を得るためや、目の健康状態を維持するために必要なものです。目の健康を守るため、または異常がなくても定期的に眼科医の検査を受診ください。

5. 異常を感じたら眼科医へ

定期検査とは別に、少しでも目に異常を感じた時は、直ちに眼科医の診察を受けてください。

痛み、充血などの異常は、目にトラブルが生じている可能性があります。

6. 間違った使い方による目のトラブル

間違った使い方を続けていると目にトラブルが発生することがあります。間違った使用が原因で起こるトラブルには次のような眼障害があります。自分の目を守るためにチェックしてみてください。

角膜血管新生

角膜(黒目)の酸素不足による原因で起こります。角膜も酸素の補給を必要としていますので、コンタクトレンズを装用したまま寝てしまったり、長い時間装用していたり、またはコンタクトレンズの汚れなどで酸素が供給されにくくなると起こります。もともと角膜には血管はありませんが、角膜の酸素不足を補うために角膜周辺部から黒目部分に血管が伸びた状態をいいます。

巨大乳頭結膜炎

主にコンタクトレンズの汚れが原因でアレルギー性の結膜炎を起こし、まぶたの裏側にブツブツ(乳頭)が出来る状態をいいます。そのため、そのブツブツによってレンズが上に引っ張られてずれやすく、見えづらくなります。

角膜浸潤

コンタクトレンズの汚れなどが原因で角膜が炎症を起こし、その角膜に白血球が集まっている状態です。通常、角膜の中には白血球はなく、白血球が入ってくるとその部分は白く濁ってしまいます。

感染性結膜炎

感染性結膜炎とは、ウイルスや細菌などが原因で起こる結膜の炎症です。汚れた手でコンタクトレンズを触ったことによりウイルスや細菌などに感染して起こります。ウイルス性結膜炎も細菌性結膜炎も感染力が強く、人から人へ、あるいは感染した眼からもう一方の眼へとたやすく移ります。

点状表層角膜症

角膜の表面にある細胞が部分的に剥がれ落ちた状態をいいます。原因としてはコンタクトレンズの長時間装用による刺激、ドライアイ、点眼薬による刺激、点眼薬に対するアレルギーによる刺激などがあります。傷が深くなると点状だったものが大きくなり、角膜潰瘍に進行します。

角膜潰瘍

点状表層角膜症などが進行し、角膜の深い部分まで細胞が剥がれ落ちた状態をいいます。こうなると激しい痛みや充血などの症状が出ます。角膜潰瘍は治療で治ることもありますが、角膜が濁った状態のままで視力を低下させる場合もあります。また、細菌などが眼球の中に入って失明してしまう可能性もあります。